北欧の暮らし方

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こんなに海辺を歩いていても あまり潮の香りがしないのが不思議です。

ここはマット洗い場。
公共の場なので、誰でも使えますよ。

塩水でマットを洗うの?と思うでしょ?
このような洗い場は海辺ではよく見かけるのです。外海からの対流がほとんど無いので塩分は薄く、
洗剤も環境に配慮されたものが使うのがきまりです。

家々からマットを持ち寄ってブラシで洗い、大きな脱水機にかけて絞り(もちろん手動)、干します。
織りのマットは北欧の暮らしにはなくてはならないものなので、季節ごとにここに来て洗うわけです。
日本だと大きなものも簡単に洗えるコインランドリーなどがありますが、こちらではそういったものがありません。

決して新しいものではなく、使い込んだ古いものがほとんどです。
水を吸ったマットは重く、とても一人では抱えきれないので手伝いも要りますね。
日本の暮らし方とは別のところに豊かさがあるようにも感じます。
ここは古くから社交場として、また北欧の伝統的な習慣が残っている場所だと思います。






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2本のポールを使って歩くノルディックウォーキング。
北欧ではよく見かける光景です。

ポールで歩行運動を補助できるので、お年寄りには良いですね。ポールをしっかり地面に押して歩くのがコツのようです。
こうすることで歩幅も大きくなり、躓き防止になりますね。日本だと杖のように思われがちですが、それとは違って
しっかりとポールを前後させているので、ちゃんとしたエクササイズになっているのだと思います。

70歳くらいの女性同士です。

ずいぶんと遠くまで歩かれたようで、帰り道でもお会いしました。
緑のベレー帽が印象的でしたので、すぐに さっきのおふたりだ!とわかりました。

年齢がすすんでも、こうやって毎日白樺林を散歩できるのってうらやましいです。
このおふたりにとってはあたりまえのような日課が、私にとってはとても贅沢な時間に思えました。




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10月に入ると気温が下がり、ぐっと寒くなります。
厚手のコートやマフラーで 人々も冬支度です。

若い女の子たちは このようにパンツと短めのジャケットを上手に着こなしていて
とてもかっこいいです。
真冬になってもこのスタイルは変わりませんが マフラーをもっとぐるぐる巻きにします。

さすがにスカートの人は少なくなり、足元もすべり止めのついたかかとのしっかりしたショートブーツを
はきます。

木々も色づき始めました。
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北欧を訪ねる時の楽しみのひとつに、カフェめぐりとそこに住む人々との出会いがあります。

お天気が変わりやすいので、風が冷たく感じたり、急な雨やどりには
カフェでひと休みすることも多いのです。
派手な飾りや気のきいた音楽があるわけではないですが、
ゆったりした空間があります。

市場では、編み物をしながらお店を開いている人もいます。
ドイリーや手袋など。
ふむふむ こんなふうに編んでいくのね、と見ているうちに すらすらと編み上がりますよ。
日本で見ると妙に気恥しくなる風景も ここではなぜかジンときます。

田舎生まれ田舎育ちの私には、なんだかとても懐かしく、
昔むかし 母親が私にカーディガンを編んでくれたのを思い出します。

カフェにしても街の通りにしても フィンランドのこの隙間かげんが
なんとも心地よいのです。
ますます興味が深くなります。






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こちらは Tutti Fruttiの ぶどう柄のジャムポット。
このシリーズは1960?1965年のものだそうです。

この他には プラムやりんご柄もあります。

フィンランドのヴィンテージショップに並ぶ陶磁器の裏には
ほとんどのものにARABIAという文字が入っています。
このロゴは作られた年代によってさまざまな形があります。

ARABIAのヴィンテージが日本人に好まれるのは、
日本の生活スタイルに自然に馴染むからだと思います。
それはぽってりとしたどこか懐かしいモダンな形であったり、色彩であったり。
よそゆきの気取ったものだと、浮いた存在になってしまうけれど、自然と普段の食卓にと合うのですね。
また気に入ったものを 手入れしながら使う気持ちも、実は日本人が大切に考えている習慣なのかもしれません。



 




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