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芍薬やバラの花が店先に

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北欧の冬は厳しいですが、いよいよ1年の中でも一番良い季節を迎えます。みんなが待ち望んでいる夏の到来です。店先には芍薬やバラの花を買い求める方でいっぱいです。蕾の芍薬も自宅に飾られる頃にはきっと大きな花びらが広がり、大輪になるのでしょう。色とりどりの花や緑を見ると、たくさん写真を撮ってしまいます。

フィンランド語で花はkukkaと言います。

何て綺麗な花でしょう!は Miten kauniita kukkia! と言います。

花は他のオランダやなどのヨーロッパから輸入してくるのかもしれません。フィンランドの主な農畜産物は、小麦、大麦、オート麦、てんさい、じゃがいもですから、花が育つ環境ではないように思います。

数年前、わたしの友人がちょうど今の季節に結婚式を挙げたことがあります。友人は花の仕事をしており、自身で挙式の花のコーディネートをしました。6月のジュンブライドに選んだ花はこの芍薬でした。高砂席も各テーブルも満開の芍薬で飾られ、その艶やかさはそれはそれは素晴らしいものでした。それ以来、私はこの花が大好きになりました。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という諺がありますね。芍薬も牡丹も共に美しい花で、百合は清楚な花であることから、美人の姿や振る舞いを花に見立てて形容することばですね。

これからの季節、日本でも多くみられます。見目麗しい花をぜひ見つけてください。

 

 

チューリップ

いっせい咲き誇ったチューリップの花壇を見つけました。
赤と黄色を取り混ぜた植え方です。日本では最近、紫や白やマーブルなどのチューリップをよく見かけますが、赤と黄色のスタンダードな花の色もきれいです。この時期になると、風向きが北から東に変わり、植物が一気に春から初夏にかけて様変わりします。暖かい季節を待っていたかのようです。

公園では赤ちゃん連れの若いカップルがお散歩に来ていました。
ベビーカーは日本に比べると座面が高くなっています。地面の冷たさから守るためなのでしょう。突然の雨や風にも対応できるように、しっかり風除けもついています。

高い木には新緑も見えます。

厚い雲に覆われた日が多い北欧の空の下では、きれいな花の色に心がなごみます。
アンデルセンの童話に出てくるような家々のそばにはピンク色の鮮やかな花、公園の傍らには背丈の低い白い花。
暖かい季節を待っていたかのように、一斉に咲き始めた草木にエネルギーを感じる。
夏が短い北欧では、こういった花々が見られるのもごくわずかな間なのでしょう。
可憐で小さな白い花は風に揺れています。

日本を出発する直前に、友人が気をつけてというメールと一緒に白い小花の写真を携帯に送ってくれたのをふと思い出しました。

北欧と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?
気候の厳しさ、緑や湖に囲まれた自然、、フィヨルドの地形、きっといろいろなイメージをされると思います。
厳しくも豊かな自然の中で、その自然を愛し、そこから学ぶことで生まれるライフスタイルは、きっと北欧の人たちの日々の暮らしを豊かにしてくれるものなのでしょう。

私は以前から、北欧の大きな自然の中に身を置いてみたいと思っていました。
何度も何度も通ったデンマークにあるオステッド公園は、すり鉢状になっている公園で、中央に大きな湖があります。
夜9時を過ぎても明るくて、ふりそそぐ透明の光の中に、緑の匂いを感じました。
いつものベンチに座ると大切な人の顔が思い浮かんで、不思議と優しい気持ちになったことを覚えています。

朝夕のお散歩に毎日通った公園。お気に入りの場所です。