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フィンランド大聖堂

みなさん、こんばんは。

本格的な春の訪れを感じる日が多くなってきました。重いコートを脱ぐと、なんだか軽やかな気分になります。

花粉症の方には辛い季節ですが、どうぞ体調にはお気をつけ下さいね。

 

さて、今月から、テレビ朝日『世界の街道をゆく』にて

「森と湖に続く夏の街道・フィンランド」という題でフィンランドが紹介されています。

カラリと晴れた夏のフィンランドの映像をみていると、夏が待ち遠しい!と思うこともしばしば。私はフィンランドの夏がとても好きなんです。

本日のタイトル・フィンランド大聖堂は、先日番組内で紹介されました。

このフィンランド大聖堂(Tuomiokirkko)は、以前ご紹介したマーケット広場のすぐそば、ヘルシンキの中心部に位置します。

日の高いうちに聖堂内を訪れるのも良いですが、日が暮れるとライトアップされ、神々しい雰囲気をまといます。夏の白夜では、白亜の外壁が夕焼けに染まる美しい姿が見られますよ。

ヘルシンキ大聖堂

夜のヘルシンキ大聖堂 荘厳な雰囲気

特集は今月いっぱい続きます。

これからどんな夏のフィンランドの姿をみられるのか、とても楽しみです。

 

テレビ朝日『世界の街道をゆく』

毎週月曜から金曜、よる8時54分から

アカデミア書店

 

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

フィンランドは、今日も氷点下のお天気。

私はお気に入りの本を片手に、暖かい暖炉のそばでゆったりと過ごしています。

 

今日はフィンランドの首都・ヘルシンキにある、「アカデミア書店(Academic Bookstore)を皆さんにご紹介したいと思います。

 

アカデミア書店は、映画『かもめ食堂』に登場しているということもあって、フィンランド旅行で人気のある場所の一つです。

 

入り口を抜けると、その2階建ての建築、広々とした吹き抜けの空間はまさに圧巻。天井から差し込む明るい光がとても印象的です。

天井の美しいデザイン

天井の美しいデザイン

入り口すぐの売り場

入り口すぐの売り場

ベストセラーからこだわりの専門書まで、様々な書籍がずらりと並んでいます。

 

海外の書店って、本のデザインを見て回るだけでも楽しめます。その街の雰囲気が、活字を通じて伝わってくるような気がするんです。

 

アカデミア書店はヘルシンキを代表する著名な書店。私のお気に入りは、ムーミン関連の書籍コーナー!色とりどりの表紙がとっても可愛らしいです。

 ムーミン書籍

書店にはカフェも併設されていますので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

また、書店はヘルシンキの中心部、エスプラナーディ公園のすぐそばにあります。もっと暖かくなると、購入したばかりの本を片手に、公園の芝生で寛ぐのもおすすめですよ。

 

Academic Bookstore

Pohjoisesplanadi 39, Helsinki 00100

 

ベルビュービーチからスーホルムへ

ビーチを後にしようとしたら このようなサインもありました。

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ビーチ全体の案内図ですね。
やはりここにもブルーの3本のラインが。バーベキューと犬の散歩は禁止のようです。

ウスワン海峡が広がるこの美しい景色は、ヤコブセンがこのビーチのデザインを手がけた何十年も前からきっと変わらないのだろうと思います。

ビーチも人が手を加えた様子がなく、サインも新しく塗りかえられたりすることもなく、楚々としています。周りの樹木もよい感じに茂っています。

静かに時を重ねているようです。

ベルビュービーチのライトブルー

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監視塔とお揃いのライトブルー3本ストライプ。
このデザインはビーチのいたるところで見ることができます。
砂浜へのアプローチやビーチバレーのポール、案内板、更衣室など、
優しいライトブルーは北欧独特ですね。

そういえば フィンランドの国旗はこの色だったような。

砂浜にはこのようなベンチがあったり、緑も豊かなので、
夏だけでなどの季節も楽しめます。今の時期は紅葉ですね。

道を挟んで ベルビューシアター、ヤコブセンレストランもありますよ。

では レストランでちょっとお茶を。

ヤコブセンゆかりの街(ベルビュービーチ)

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コペンハーゲン中心部から北へ10キロほど離れたところにヤコブセンの建築群があります。ここは文化財にも指定されています。

1930年代に世界の最先端だったこの場所が、また注目を浴びているそうで、
レストランも再開されています。

ベルビュービーチ。
水色と白のストライプになっているおもしろい形をしたのは 監視塔です。
海が一望できます。
3本の脚は木材で作らているんですよ。
トイレや更衣室、売店もヤコブセンのデザインで、
水色と白のストライプはこのビーチの共通デザインです。

夏に海を楽しむ人でにぎわうビーチも 秋が深まるとひっそり。
この季節、監視塔はなんとも不思議な雰囲気を出していて、少し物悲しいんです。
でも この時期の海は北欧らしくて好きです。

ここに行ったら、しばらくこの景色をただ眺めてください。

10月ヘルシンキ

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10月に入ると気温が下がり、ぐっと寒くなります。
厚手のコートやマフラーで 人々も冬支度です。

若い女の子たちは このようにパンツと短めのジャケットを上手に着こなしていてとてもかっこいいです。
真冬になってもこのスタイルは変わりませんがマフラーをもっとぐるぐる巻きにします。

さすがにスカートの人は少なくなり、足元もすべり止めのついたかかとのしっかりしたショートブーツをはきます。

木々も色づき始めました。

ゴトゴト走るトラム

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ヘルシンキの代表的な乗り物といえば トラム。
2両編成の車体で市内中心部を回る7路線があります。

初めは乗り方も路線もよくわからなくて、「あっ、間違えた!」と思うことがよくあったのですが、慣れてくるとちょっとしたお出かけや買い物にはかかせない交通手段です。

スイスイ走る新型のものと、ゴトゴト走る旧型?があります。
新型は入口ステップの段差がないので大きな荷物も載せやすいです。

ベビーカーを載せるときは こちらのボタンを押すと少し長い時間扉が開きます。
北欧の人たちは寡黙で優しく、気がつくと誰かがボタンを押して扉を開いてくれます。

運転手さんは 意外に女性が多いんですよ。

ポプラ並木のキャンパス

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大きな木の下のベンチで、読書するのはいいですね。
哲学本とか読んでるのかしら、ちょっと知的なスタイル。
首の巻き物もおしゃれだわ。

いったいどこからがキャンパスなのか・・・わからないくらい敷地が広く、緑豊かな木立の向こうに霊園もあります。

私もちょっとベンチに座りましょう。
うん、気持ちいい。

スウェーデンのカフェで

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ストックホルム郊外にあるカフェ。

学校が近くにあるので学生さんで賑わっています。

このカフェ、入るのにかなり勇気がいるくらい サブカルチャー的な要素がたくさんあります。

椅子は同じものがなく、ソファーはビリビリに破れています。

時計は止まっています(いつも2時46分)

窓際にもなぜか座れます(下のテーブルの人がいなくなってからでないと降りられません)

ヤクルトの入れ物でつくったような大きなオブジェが天井からぶら下がってます。

もちろん セルフサービス。

約半数以上のお客さんは なにやらひとりでパソコンに向かっています。

 

不思議な空間なんですけど とにかく居心地がいいのです。

北欧の中でも このスウェーデンで感じる独特の雰囲気が好きです。