北欧のインテリア」カテゴリーアーカイブ

SASホテル 2

ホテルの中を散策してみると、あちらこちらにヤコブセンの椅子を発見。

部屋にあるスワンチェアと色違いを見つけました。
黒と赤。
黒の群れの中に赤がぽつんとアクセントになっています。
座り心地のよい硬質発砲ウレタンを使っていて、背中と座面と肘掛が一体型になっていて、贅沢な椅子です。

ホテル内では、この他にもエッグチェアや肘掛付きのセブンチェアもありました。
背の高い大きな外国人の男性が座ってもゆったり座れるので、家族や友人と楽しそうにおしゃべりをしている様子をよく見かけました。
私はひとり旅でしたので、椅子に座ってはクルクル回転して遊んでいました。
もっと優雅に大人っぽく過ごせばよかったですね。

眩しくない照明

コペンハーゲンのSASロイヤルホテルにポールへニングセンのアーティーチョークと呼ばれる照明を見つけました。
こちらの照明器具は目に直接光が当たらないように、72枚の羽根で構成されています。
どんな作りになっているのだろうとしばらく見つめてしまったほどです。
眩しさが抑えられ、とても柔らかい光でした。

北欧には素晴らしい照明器具がたくさんあります。
日照時間の短い厳しい冬・夏の白夜、北欧の人々の光への憧れが照明文化を育んだのかもしれません。
照らし出されるモノや空間がより良質なものに見えます。
人の顔もふんわり優しい表情に見えます。

セブンチェア

アルネ・ヤコブセンのセブンチェアは世界一売れていると言われている椅子です。
あ〜この椅子どこかで見たことあると思われる方もいらっしゃると思います。
オフィスなどでよく見かけるセブンチェアは合板で作られたカラフルなものが多いですね。
こちらのSASホテルの素材は布張りでした。
この椅子の特徴は背座面の微妙な曲線です。
硬くて何だか座りにくそうな椅子に見えますが、長時間座っていても疲れないのです。
とても快適。
くびれのある背面が背中にフィットします。

GNHのオフィスにはセブンチェアの白がありますよ。
内覧会でお越しになったら、ぜひ座ってみてください。